記者:前半は素晴らしいエネルギーを感じましたが、後半は少し引き気味になりレアル・マドリーに押される場面が多く見られました。アンチェロッティ監督が言ったように、チームは前半と後半で全く違う顔を見せたと言っていますがその点についてどうお考えですか?
コルベラン監督:敗北感は痛みを伴うものです。なぜならメスタージャのスタジアムで作られた雰囲気は素晴らしく、チームはその雰囲気に応えようとしたからです。確かに良いプレーも見せましたし、チームのコミットメントと献身に満足しています。しかし勝てなかった試合である以上、改善すべき点はあると感じています。それでも、まだ一緒に働き始めてから日が浅いためこのチームの成長には期待しています。また、ファンのサポートには感謝しており彼らのおかげで対戦相手にとってメスタージャは非常に難しいスタジアムになると感じました。レアル・マドリー相手に目指すべきレベルのプレーがいくつかできたと思います。
記者:アンチェロッティ監督が言ったように、チームは最後まで戦い抜いたと言っていましたが、結果的に順位が厳しく焦りを感じているのではないでしょうか。サポーターもその不安を感じていると思いますが、どのようにこの状況に向き合っているのでしょうか?
コルベラン監督:私は完全にプロセスに集中しています。最終的な結果は私たちがピッチ上でどれだけ良いパフォーマンスを表現できたかで現れるべきだと思います。今日は時折良いプレーもありましたが、まだ改善しなければならない点もあります。しかしまだ一緒に働き始めて日が浅いので、まずは少しずつチームを成長させていきます。
記者:試合の終盤、相手が10人になったとき、なぜ試合を逃してしまったのかについて監督はどのように分析していますか?
コルベラン監督:チームには良い瞬間がありましたし、特に自信と選手個々の個性が見られたことは良かったと思います。ただ、レアル・マドリーのような強いチームと戦うと、どうしても自分たちのペースを維持するのが難しくなります。後半、彼らはより攻撃的になり、試合の流れを支配してきました。もちろん私たちはもっと攻撃的に試合を決めに行きたかったのですが、相手のプレッシャーと自分たちの疲労感から、うまく攻撃を組み立てられませんでした。それでも最後のチャンスでリオハがいい動きを見せてくれましたし、そのプレーがうまく決まっていれば違った結果になったかもしれません。
記者:監督としてメスタージャでの初めての試合についてどう感じましたか?スタジアムやファンの雰囲気についてお聞きしたいです。
コルベラン監督:メスタージャでの雰囲気は素晴らしく、ファンが選手をしっかりサポートしてくれました。そのエネルギーが選手たちにも伝わっていたので感動しました。このような状況の中で私たちはチームとして全力を尽くすつもりですが、ファンがこのようにサポートしてくれる限り、メスタージャでの試合は非常に強力な後押しになります。
記者:ディミトリエフスキの怪我について、試合中に医療スタッフに手当てを受けていたシーンがありましたが、現在どのような状態ですか?
コルベラン監督:試合後、医療スタッフと話をしていないので正確にはわかりませんが、幸い試合の最後までプレーができたので怪我が深刻でないことを祈っています。ただ、詳しいことは明日、再度確認しないとわからないので現時点では何とも言えません。
記者:バレンシアの中盤の選手について、彼らが攻撃を組み立てられなかったことに関してどう考えていますか?
コルベラン監督:私たちには攻撃のチャンスもありましたが、時々ボールを失うシーンがあり、それが逆に相手にチャンスを与えることになりました。レアル・マドリーは非常に速い攻撃を仕掛けてくるチームですので、ボールを失うとすぐにリスクを伴います。それでも、攻撃を仕掛けることがなければ彼らに勝つことはできません。私たちはボールを失わないように注意しつつ、攻撃を続けなければならないと感じました。
記者:今日の試合を見てシーズンの終わりにバレンシアが降格を免れるためにこのチームには何が必要だと感じましたか?
コルベラン監督:まず今は結果よりもプロセスを重視しています。結果は後からついてくるものです。試合後のこの痛みをエネルギーに変えて、次に向けて成長を続けていくことが大切です。まだ数日しか一緒に仕事をしていませんが、このチームは決して諦めることはしません。この痛みを共有しそれをモチベーションに変えて次に進みます。
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